武雄の大楠

受験を終えて〜指導者の感想 Tさんの場合

課外活動を全力で頑張っている生徒

 もともと1年の時から英語はよくできるのですが、数学、理科の応用がどうしても苦手でした。 基礎的な計算はできるのですが、応用問題になると手が止まってしまいます。 私からすればよく目にする学習到達度でしたので、問題ごとに注意するポイントを説明し、定期試験までになんども繰り返し演習を行うと、成績は安定していきました。

ただ、課外活動にも積極的に参加しており、3年になると極端に忙しくなってしまい、勉強時間の確保に苦労しだすと、模試対策の時間などほとんど取れなくなっていきました。

おまけにせっかくの模試の最中に居眠りしており(笑)、これはそうとう疲れているなと感じました。

そこで、進学に向けて、つぎのことを考えました。

・模試と定期試験を切り分ける

模試も受ける時間がない状況だったので、定期試験中心にシフトしました。

現在、受験方法が増えてきていて、その中の特色化選抜も学校の先生から勧められており、いい案だと思いました。

その分、課外活動を生活の中心に据えても、学校の成績で他の生徒に見劣りしないよう、定期テストの点数全体を管理することにしました。

また志願理由書の添削を繰り返して自分を客観的に見る目を養ってもらいました。忙しいぶん、志願理由書に書く内容には不自由しなくなっていたので、この点は申し分なく書けたように思います。無事に特色化選抜で合格できました。

なにより、 この1年の過程で見違えるように成長したような気がします。

「らりるれろ」を諦めて行った武雄の大クス。